漢方治療

私(院長)が耳鼻咽喉科を選択して臨床の現場で仕事を始めた後、通常の治療(投薬、手術)だけでは患者さんに十分満足いただけないケースがよくあることに気付きました。患者さんは症状で困っているのに、診察や検査では異常がなく(あっても加齢性の変化程度)、「異常はありません。」と説明がなされても患者さんの症状が改善するわけではないのです。このような状況を度々体験し、何とかできないものかと考えていました。
そのような時に巡り会ったのが漢方治療でした。医学生時にはほとんど学ぶ機会はなく、耳鼻咽喉科医となった後も普通に仕事をしていれば接する機会はありませんでしたが、自ら積極的に動いて日本東洋医学会に入会し漢方専門医の研修を開始しました。開院後の2015年秋に無事専門医資格を取得し、その後の仕事に活用できています。
もちろん漢方治療が万能なわけではありません。難治性の症状を少しでも軽減する、という目的での選択肢になり得ると表現するのが正確でしょう。ただ、症状が改善して満足しただいている患者さんもおられます。また令和2年5月現在、新型コロナウイルス感染症の予防手段はワクチン等は残念ながらありませんが、ある種の漢方薬で予防効果や治療効果が期待されるものがあり、投薬もされているようです。

漢方治療は6世紀に中国から日本に伝わり、その後日本で独自の発展を遂げた医学です。歴史上は対立した時期はありましたが、現在は決して西洋医学と対立するものではありません。
当院では「西洋医学と漢方治療を共に上手く活用する」ことを目指しています。図々しく言えば「いいとこ取り」をして治療できれば最高ではないかと考えます。実際には漢方を最初の治療薬とするケースは少なく、治療が上手くいかない時や西洋薬が効きにくい場合の別の手段として漢方を活用しています。
漢方は、効くのが遅い、保険が効かないというイメージがありますが、決してそんなことはなく症状によっては即効性のある漢方薬もあります。また、当院で処方している漢方薬は厚生労働省から認可されている「医療用漢方製剤」で、健康保険が適用されます。

 

当院では、次のような場合に漢方治療をご提案することがあります。

  • めまい、吐き気で食事が摂りにくい。
  • アレルギー性鼻炎・花粉症で、西洋薬が副作用(眠気など)で使いにくい。
  • メニエール病で、時々発作が起こる。
  • 耳鳴りがあるが、検査しても加齢以外に問題がない。気になってイライラして不眠になる。
  • 扁桃炎で痛みのため食事が摂りにくい。
  • のどが詰まって苦しいが、検査で調べても異常がみつからない。
  • 妊娠、授乳をしていて、通常の薬が使いにくい。
  • 副鼻腔炎(ちくのう)が治りにくい。

 

他にもあります。興味を持たれた方は是非受診時にご相談ください。

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(JR埼京線 北赤羽駅 赤羽口から徒歩1分)
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