検査

 

花粉症・アレルギーの原因を調べる

人間を含む生物には、外部から病原体(細菌、ウイルスほか)などの異物が侵入してきた際に、身体を守るために異物と戦う「免疫」という機能があります。アレルギーとは、この免疫が特定の物質に対して必要以上に過剰に反応してしまい、身体に不都合が起こることをいいます。

アレルギーが起こる原因は未解明な部分が多いですが、特定の物質に多くさらされている環境や、一部には遺伝の関与もいわれています。
アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼び、下記のものが知られています。

・スギやヒノキなどの春の花粉
・カモガヤ、ブタクサなどの夏〜秋の雑草花粉
・ダニ
・ハウスダスト
・カビ
・食物、薬物

これらのアレルゲンに免疫が異常反応をおこし、水鼻、くしゃみ、鼻づまり、かゆみや痛み(鼻、眼、のどや皮膚等)、時には呼吸困難などの発作を引き起こします。

アレルギーで起こる代表的な疾患には、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、気管支喘息、小児喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹などがあります。

これらの疾患の症状を出来るだけ軽くするために、原因であるアレルゲンを検査して把握しておき、極力アレルゲンから回避することが重要です。これを適切に行うことで、使う薬剤も少なくできることになります。

検査

アレルゲンを特定するための検査(血液検査)を行います。1つだけでなく、複数のアレルゲンに対して反応がある方も多いため、複数の物質を一度に検査します。当院では、耳鼻咽喉科の領域(特に鼻)に深く関わるアレルゲンを選択しており、検査会社に提出後数日〜1週間で結果が届きます。
花粉症などアレルギーの症状で困る方は、アレルゲン検査を受けることをお勧めします。
受診時にご相談ください。

 

 

いびき・睡眠時無呼吸を調べる

 睡眠中に呼吸で出入りする空気の通り道のどこかが狭くなり、抵抗が大きくなって振動が起こって音が出るのが「いびき」です。さらに狭くなり閉塞状態になると一時的に呼吸が止まる睡眠時無呼吸となります。これが多く起こる病気が睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、昔より体重が増えた40代以上の男性に多く見られます。また小児では、のどや鼻の奥にある扁桃組織(扁桃腺など)が肥大していて起こる場合が多いです。やせ型の人でも顎が小さいことなどが原因でSASを発症していることもあります。

 放っておくと大人では高血圧、心疾患、脳卒中、糖尿病などのリスクが高まり突然死との関連も指摘されています。小児では発達・発育への悪影響や、特異的な顔貌になりやすくなることが危惧されます。

 ご家族からいびきや無呼吸を指摘された方、起床時に熟睡感がない、日中居眠りをしてしまう、集中力が続かない、夜中何度も目を覚ましトイレに行くといった自覚症状のある方は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。当院では検査を行い、結果によって治療や精密検査の適応を判断致します。

東京都北区赤羽北2丁目24番24号 バンイードビル2階
(JR埼京線 北赤羽駅 赤羽口から徒歩1分)
tel.03-5993-3387

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